ドレスアップ(DIY)・豆知識備忘録

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人気のカーコーティング剤 ~ワコーズ「バリアスコート」~

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多種多様なカーコーティング剤の中で、コストパフォーマンスが最も優れていると評判の高い「バリアスコート」。

他のコーティング剤では体験できない優れた効果と耐久性を持ち合わせています。

今回はそのバリアスコートの施工方法と効果や耐久性などを紹介していきます。

今後コーティング剤を新調される方は是非参考にしてみてください。

 

 

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引用:http://www.wako-chemical.co.jp/

ワコーズ(WAKO’S)は、株式会社和光ケミカルという会社で、エンジンオイル、ギヤオイル、ブレーキフルードなど各種潤滑油をはじめ、今回紹介するバリアスコートを筆頭としたボディケア製品など「潤滑油の総合コンサルタント」を謳うケミカルメーカーです。
また、4輪ではGT、フォーミュラニッポンスーパー耐久など、2輪ではRR、MX、8耐などレース車両のテクニカルサポートも実施しており、多くのレースシーンで「ワコーズ(WAKO’S)」のロゴを見ることも多いのではないかと思います。

 

 

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カーコーティングは、主にシリコーンやフッ素を含んだポリマーを使用した「ポリマー系」とガラス原料を使用した「ガラス系」に分かれます。

このコーティング剤をクルマの塗装面に塗布し、被膜を作って自然な艶と美しさを得るもので、同時に、雨や日差しなどからボディを守るべく耐水性や耐光性を得るものです。

ガラスコーティングは、酸化や劣化がしづらく、現在あるコーティングの中で最もグレードの高いものです。

強い撥水性を持ち、ボディカラーを自然で光沢のある発色を生み出してくれるのが特徴です。

ガラス皮膜は酸化しないので、持続期間は1年以上もあり、長期間で新車のように綺麗な状態でいることもできるでしょう。

しかしガラスコーティングは、施工に時間がかかるため数時間、もしくは数日車を預けなくてはなりません。

施工の種類によっては1週間程度かかるものもあります。

また、ポリマー系カーコーティングよりも施工費用が高くなってしまい、業者に依頼するとおよそ2~8万円ほどかかってしまいます。
 
一方、ポリマーコーティングはシリコンやフッ素を含んだもので構成されたコーティングの一種で、ワックスよりは寿命が長いことが特長です。

極微細な傷などは、このシリコンやフッ素によって埋めることができるので、車のボディーにツヤと光沢を出すことができます。

 また、施工時間が短く、料金が安いので手軽に行うことができます。

その手軽さから、自分でできるカーコーティングとしても人気です。

 しかし、ポリマー系のカーコーティングはワックスよりは長持ちするものの、持続期間があまり長くないので、定期的にメンテナンスが必要になってきます。

ポリマー系カーコーティングは約3ヶ月程度ごとにメンテナンスすると車のツヤと光沢が維持できると言われています。

 

ガラス系と比較したときのポリマー系の特徴は以下の通りです。

・コーティングが柔らかいのでキズが付きやすい

・洗車時にコンパウンドの入っているシャンプーを使用すると、コーティングが落ちる

・商品に書かれている数字よりも実際には持ちが短い(1~3ヶ月程度)

・油が多く含まれるので、劣化するとしつこい油膜になる

・頻繁ににメンテナンスをしなければならない

・市販のコーティング剤は一般の方向けに作られているため、簡単に塗布できるが品質は良くない

 

カーコーティングのメリット

カーコーティングの良いところは、その施工は少し手間がかかってしまうかわりに、自然で美しい艶を長期間持続できるということです。

塗装面に被膜を作り耐光性や耐水性が上がるため、汚れが付きにくく日々の手入れが格段に容易になります。

また、コーティングしていると、細かい傷もつきにくくなるといわれています。

 

カーコーティングのデメリット

カーコーティングのデメリットは、何といっても施工(塗布)がシビアで難しいことです。

一般的なワックス塗布と比べると、コーテイング剤の塗布はムラになりやすいといわれ、一度塗布するとやり直すこと(重ね塗り)は難しいとされています。

そのため専門業者も多く存在するほどで、そこへ依頼すれば間違いがないのですが、その費用が高価であることもユーザーにとってはデメリットと言えるかもしれません。

 

 


ワコーズ VAC バリアスコート プラスチック、塗装、金属の洗浄・保護・コート剤 A141 300ml A141 [HTRC2.1]

今回紹介するワコーズ製「バリアスコート」は、潤滑油の総合コンサルタントを標榜する同社が新開発したWハイブリッドポリマーが決め手となっています。
Wハイブリッドポリマーとは、高密度ガラス系ポリマーとオリジナルポリマーレジンの2種類を融合させたことに由来しています。

「バリアスコート」の使用範囲は広く、塗装面はもちろん、従来のワックスやコーティングでは施工できない樹脂パーツや金属に対しても有効で、車のありとあらゆるパーツの洗浄および保護艶出しができる多用途なコーティング剤となっています。

 

 

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ワコーズ「バリアスコート」は、その作業効率の良さも人気のポイントです。

水洗いした後に本製品を、直接ボディに適量塗布してふき取るだけの簡単な作業です。

その洗浄力も自慢で、主成分のポリマーが頑固な汚れをも浮き上がらせ、特殊ハイドロカーボン系洗浄剤と界面活性剤により、しつこい油汚れも優しく強力に洗浄してくれます。

また。高密度ガラス系ポリマーとオリジナルポリマーレジンの複合コーティングにより「最長6ヶ月」の持続性がセールスポイントになっています。

コーティング後のメンテナンスも非常に簡単で、普段のお手入れは水洗いだけで済んでしまうので、従来の製品と比べると耐久性・メンテナンス性ともに優れています。

 

 

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バリアスコートの施工と持続性を紹介した動画です。

 

バリアスコートのメリット

・施工がとても簡単

・ワックスと違い、樹脂やゴム部分にも施工できる

・撥水性は十分で、汚れが付着しにくい

・普段の手入れが水洗いだけで良い

 

バリアスコートのデメリット

・実際の撥水や輝きの耐久性は1~2ヶ月とやや短い

・商品価格

 

ワコーズ「バリアスコート」の評判はかなり良いようです。

具体的な商品名は明かされていないケースがほとんどですが、他車の類似商品より作業性が高く、その上持続性も良いと評判が高いです

ただ、メーカーが推奨する6ヶ月持続は無理がありそうで、実際の持続性は1~2ヶ月程度と考えた方が良さそうです。

ワコーズ「バリアスコート」がコスパ最強たるゆえんが少し見えてきたような気がします。

それは、使い勝手の良さ、持続性、そしてその価格が高品質でバランスが取れているからこその評価だと思います。

事実、バリアスコートの実売価格は3200円前後となっており、スプレータイプの他社製品と比べてみると少し高めの価格となっています。

 

それでも、バリアスコートが「コスパ最強」といわれるほど高評価なのは、その完成度の高さにあるんだと思います。