個人的におすすめなコーティング剤 ~SPASHAN(スパシャン)~
車好きの方々の間では「スパシャン」と呼ばれるコーティング剤が話題になっていて、大変人気のある商品です。
バリアスコートなどと同様に手軽に施工できることと持続性が高いことでも有名です。
私自身も愛用していて、友人にも体験していただき高評価をいただいた経験があります。
コーティング剤にこだわりがない方、こだわりはあるんだけどどれを試してみようか悩んでいる方、ぜひこの記事をご覧になってください。
スパシャンというのは「スーパーコレクション(略してスパコレ)」が手掛けるコーティング剤で、疎水性のガラス系コーティング剤です。
【公式】SPASHAN・スーパースポーツコレクションofficial
コーティング剤の施工は大変簡単なのに、優れた水引性と施工後の抜群な光沢を併せ持っていることで注目されています。
瓶状の容器には専用のコーティング剤が満たされていて、水に対して特定の倍率に薄めて使用します。
商品名に生産された年月が記載されていて、画像のモデルは2年前(2016年)に開発・販売されている商品です。
今現在は2018年モデルが発売されており、通常のモデルと性質が異なる製品も開発されています。
ちなみに、このコーティング剤に含まれている成分に関しての記載が全くないため詳細は不明ですが、くれぐれも他の製品と混ぜないようにしてください。
スパシャン 公式ステッカー付き SPASHAN2018 SPASHAN 究極の疎水性 ガラスコーティングシャンプー カーシャンプー 洗車 カーケア コーティング剤 スパシャン2018
こちらは最新モデルで、楽天では7.560円で販売されています。
その他にも人気のあるワコーズのバリアスコートやシュアラスターのゼロウォーター等と比べても価格の差は歴然で、さらに他の商品と比べて販売店が限られています。
価格の高さの販売店が限られることから、購入を控える方もたくさんおられます。
しかし年度別に最新モデルが発売されるたびに価格が見直されていて、さらにはネット通販による入手もできるようになったため、今までに比べて購入しやすくなっています。
このモデルに限らず全てのスパシャンに共通して、以下のような特徴があります。
・コーティング作業がとても簡単
・水引性に優れる
・施工後の光沢が綺麗
・耐久性に優れる
・希釈(水に薄める)して使用するため、スパシャンそのものが長持ちする
3つ目の光沢に関しては、施工方法と個人的主観によって見栄えの捉え方に差が出てしまいますが、私個人の感想としては多種多様なワックス・コーティング剤の中で最も良い商品だと思っています。
水引性に関しては、ホースで緩やかな流水をかけてやると、スーっという感じで水が引いていきます。
こちらはスパシャンを実際に施工した動画です。
実際に施工するにあたって、どのような手順で作業を行っていくかを解説していきます。
スパシャンと水の割合に関する記載はありますが、どのようにして施工する画の記載が全くありませんので、この記事を参考にしてみてください。
まず用意するものです。
・バケツ
・スパシャン用のスポンジ
・セーム(拭き取り用のタオル)
・計量カップ(10ml単位で測れるものが望ましい)
①水とスパシャンを混ぜる
水とスパシャンを一定の割合で混ぜておきます。
スパシャン100mlに対して水8~10Lを混ぜるのが基準になっていて、この用量で正しく使用していると、スパシャン1瓶でおよそ10~15台分のコーティング剤になります。
特徴にも長持ちすると記載しているのは、このためです。
洗車するときに合わせて希釈して使用したい場合は、スパシャン20mlに対して水2~3Lを使用するとちょうど良いのではないかと思います。
私はその作業がめんどくさくなってしまったため、あらかじめポリタンク(容量10L)を用意し、スパシャン100mlと水10Lを入れて、必要な分だけ容器からコーティング剤をバケツに移して使用するようにしています。
どちらの方法でコーティング剤を用意しておくかはお任せしますが、くれぐれも高温多湿・直射日光を避けて保管するようにしてください。
スパシャンの原液は温度と日光によって性質が変化しやすく、新品時は無色透明ですが温度などの影響を受けると変色して濁ってしまいます。
あらかじめポリタンクで希釈して保管している場合だと、内部で水とコーティング剤の成分が分離し、白いゲル状の物体が発生します。
これらの状態であってもスパシャンの効果に影響はほとんどありませんが、ゲル物質はボディに付着すると除去しにくく、シミのような跡が残ってしまうのでしっかりと水で洗い流しましょう。
私はこの状態でも使用し続けていますが、使用後念入りに水洗いしているため、そういった跡はほとんど付いたことがありません。
希釈したコーティング剤を使用するにあたって、セダン車・軽自動車は約2~3L、ワンボックス車・SUV車は4~5L程度が目安になります。
作業に慣れれば、2L以下で施工することも可能です。
②施工前に外装の汚れを水で洗い流し、スパシャンを施工する
これは通常の洗車でも必ず行う作業ですが、まずは外装に付着している砂埃などを、ある程度洗い流しておきましょう。
洗車傷の発生につながってしまうので必ず行いましょう。
そしてこのスパシャンは、あくまでもコーティング剤であり洗剤の効果を持っていないため、雨シミや水垢などを除去することができません。
スパシャンを施工する際は、まずこれらをカーシャンプーやコンパウンドなどで除去してからにすると良いでしょう。
スパシャンの施工に関しては単純です。
外装一面にコーティング剤をまんべんなく塗布し、そのまま水で洗い流します。
ルーフ、ガラス、ボンネット、バンパーと、一部分ずつ施工・水洗いを繰り返していきます。
この作業をした段階でコーティング剤の効果をおおいに実感できます。
③拭き上げ
拭き上げといっても水はかなり引いていますが、残った水分を拭き上げます。
ちなみにこのスパシャンはコーティング剤の硬化に少し時間がかかります。
およそ4時間程度だったと思いますが、それまではボディを水にさらさないようにしましょう。
コーティング剤の耐久期間は約1か月とされていますが、下地の状態によって大きく左右されるので、同じくスパコレにて販売されている水垢取りなどを使用して、下地を良好な状態にしてから施工するとコーティング剤の耐久性はさらに良くなります。
私が施工している車は大型セダンですが、2016年モデルがいまだに残っています。
施工回数にして20回以上実施していますが、原液がまだ4割ほど残っているので、慣れてくれば一回の施工で使用するコーティング剤を最小限に抑えることもできてしまいます。
他の商品に比べると一回当たりの施工にかかる費用は高いですが、それに見合うだけの効果があります。
軽い気持ちで購入できるような金額ではありませんが、より良いコーティング剤をお求めの方にはおすすめの商品です。
気になった方は一度試してみると良いでしょう。