ナンバープレートを煌びやかにしよう ~字光式ナンバープレート取付~
技術の進化に合わせて車の機能も大幅にグレードアップしてきていますね。
前方の車を認識しながら追従するレーダークルーズコントロールや、中央と路肩の白線を感知して走行車線の逸脱を防止するレーンディパーチャーシステムなど、安全運転を意識した装備が充実してきている一方で、安全装置に頼りすぎた故に発生する交通事故も、安全装置の普及とともに増加していますね。
安全装置は何のためについているのか?
安全装置を使っているのになぜ事故は増えるのか?
今後の自動車開発で一番悩まされる議題ですが、個人的には余計な安全装置をつけてしまうから事故が増えてしまうんじゃないかなと思います…。
少し話は逸れましたが、今回もドレスアップの投稿です。
ナンバープレートを光らせている車を多く見かけるかと思います。
これは専用に加工されたナンバープレートの裏側にハロゲンバルブ、もしくはLEDプレートが取り付けられていて、スモールランプの点灯と連動して光るようになっています。
字光式プレートは車用品店で購入することができますが、ナンバープレートは陸運局で申請しないと発行されません。
まずは変更に必要な書類を以下にまとめてみたので、こちらを揃えます。
①希望番号の予約済証
希望番号予約センターより発行された予約済証が必要です。これは希望ナンバー予約センターで取ることが出来ます。
手続きは予約済証に記載された番号標交付可能年月日以降、1ヶ月の有効期間内に行ってください。
②使用者の印鑑
個人の場合は認印あるいは署名、法人の場合は代表者印または署名が必要です。
印鑑は必ず持参しておいてください。
③車検証
④現在使用しているナンバープレート
使用しているプレートは返還しなければいけません。リア側には封印が取り付けられているのでこちらも取り外す必要がありますが、取り外しが難しい場合は運輸局の職員に外してもらうこともできます。
⑤自動車検査証記入申請書(軽第3号様式)
これは自動車検査協会の事務所か、支所近隣の関係団体の窓口で販売しています。
⑥自動車税申告書
こちらも自動車検査協会の事務所か、支所近隣の関係団体の窓口で申請すれば受け取れます。
以上の書類を揃えて陸運局に行きます。
引っ越しでのナンバープレート変更は予約センターでの書類は入りません。
車検証記載の住所から、現住所までの繋がりが分かる住民票が必要となります。
希望ナンバーにする場合は予約センターに行き直接書類をもらうやり方もありますが、今はネット申し込み等もあります。
さらに、人気のナンバーに変更となると申請も抽選になり、当選すれば予約センターから書類が発行されます。
漏れれば、また希望ナンバーを書いて、抽選を待つということになります。
抽選は毎週月曜日に行われ、ネットで照会もできます。
必要書類を全て揃えたらいよいよ交換です。
ここで注意すべき点は、引っ越しでのナンバー変更と希望ナンバーの変更は異なるという点です。
先ず、引っ越しの場合。すぐに陸運局に行けます。
そこで必要書類を購入します。
それから記入し提出し、ここで古いナンバープレートを外し、窓口で渡すと新しいナンバープレートが受け取れますので、自分で取り付け、ナンバー刻印を封印してもらい終了です。
希望ナンバープレートに変更する場合は、まず予約センターで予約して、予約済証を手に入れなければいけませんが、それが申請されてから制作にかかるので、ナンバープレートを交付してもいいよという知らせがあるまでに時間が借ります。
それが入ると後は一緒です。
陸運局に行って、そこでまた必要書類を購入し記入、古いナンバーを外して、希望したナンバープレートを貰ってつける。
封印してもらい終了です。
結構難しそうに見えますが、必要書類の記入も用紙の内容に従って書き込むだけなので、そこまで難しいものではありません。
外したナンバープレートを新しいものに交換しに行くのですが、その前に字光式プレートを取り付けてしまいましょう。
フロント側
まずはバンパーを外していきます。
外し方については以下の記事を参考にしてください。
左右どちらでもいいのでスモールランプ配線のチューブから配線を引き出しておきます。配線が2本あるうちの緑がプラスです。
字光式プレートの配線をバンパー側のナンバープレート取付用の土台の隙間から内側に通し、プラスとマイナスの配線を先ほど引き出しておいたスモールランプの配線に結線します。
この時バンパーは外したままの状態で取り付け、点灯確認しておきましょう。
リア側
まずトランク内の内張を外します。
クリップはすべて刺さっているだけなので、クリップリムーバーなどで簡単に引き抜くことができます。
カバーを外すと画像のような配線が2本あります。
これはライセンスランプの配線で、字光式プレートを取り付ける際に車体側のライセンスランプが点灯していると保安基準に適合しない場合があるので、この配線は左右とも外しておきましょう。
この配線も2本ありますが、こちらはピンクがプラスになります。
この配線を字光式プレートの配線とつなぎ合わせ、試験点灯してください。
あとは外したナンバープレートと引換証を持参し、字光式のナンバープレートの交付と封印の取付をしてもらえば完成です。
字光式に変える際の注意点として、『字光式ナンバープレート用照明器具』として陸運局が指定するもの以外は封印を拒否される場合があります。
支局によって判断基準は変わってきますが、ヤフオクなどで出回っている格安のものはなるべく使わないほうがおすすめです。